幼いえっち
第27章 思いがけない午前
しゃべっているうちに産婦人科の扉が開き
あたし達は中に入った。
「少々、お待ちくださいね」
看護婦さんにそういわれ、
あたしとルナさんは待合室のイスに座った。
「チカちゃん、ませてるねぇー」
ルナさんが苦笑いをして
慌てて続ける。
「あ、ごめん!悪い意味じゃないよ。
ちょっとびっくりしちゃって。
あたし中1の時、エッチなんて考えたこともなかったからさ。」
えへへとルナさんは笑った。
「とにかく、チカちゃんは大丈夫!
緊急避妊ピル、超効くらしいから!
あたしは使ったことないけど
友達からそう聞くし。
それに、そんなことがあったのは昨日でしょ?
きっと大丈夫だから安心していいと思うよ」
ルナさんは笑顔に少し安心する。
緊張がだいぶ解けた。
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