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「愛」って何?

第5章 中学生



悠馬の話によると、


コンビニから帰ってきた時、私は血を流したまま倒れていたそうだ。

悠馬は傷口の処置をしてくれていた。

「お前が死んだら、俺はこれからどうしていけばいいんだよ。冗談でもやめてくれよ。」

それを聞いて、私は涙が出た。


こんな私でも心配いてくれる人がいたんだ。

とても嬉しかった。


優しい悠馬に甘えてしまい、春休みが終わるまで悠馬の家に居候した。

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