
いつか…
第7章 :それでも
目を覚ます…
昨日…
いや今朝
龍は「仕事だから」
そう言って出ていった
広島にきて3日目…
今日は龍が仕事で帰ってこない
1日お散歩して
夜から寝ないで龍の帰りを待つ…
お日様が出てきた頃
龍が帰ってきた
走って玄関に向かう
『おかえり~!!』
龍に抱きつく
すごくすごく会いたかったから…
「ただいまー♪」
龍に強く抱きしめられる…
ちゅっ…
いきなりキスされ赤くなって
逃げるようにベッドの中に潜り込む
「何逃げてるん?笑っ」
『もっもう疲れてるだろうし寝るのっ!!
照れ隠し…
布団から少し顔を出す
ベッドの横には何故かパンツ1枚の龍…
『なっ…なっ…////』
言葉が出ない私を気にせず
ベッドの中に入ってくる龍
龍に背中を向ける…
(どっどうしたらいいんだ…///////)
そんなこと考えてるうちに
後ろから抱きしめられる
『なっなんではだかなの!?服着てよ…/////』
「ええやん♪俺裸族やし」
そっそういう問題なのか!?
「…和希、こっち向いて?」
『服着てよ…』
「向いたら着る」
目をつぶって龍に向かい合う
これだけでも心臓が爆発しそう…
龍に腕枕されて胸に抱かれてる状態で…
足も絡めてくる…
「和希…キスしたい…」
上を向くと龍のキス…
何度も何度も…
気がつくと龍とベッドにはさまれてる状態に
私のマキシワンピの中に
龍の手が入ってくる…
胸…太もも…背中…大事なことろ…
いったり来たりしたあと
「…いい?」
ワンピを脱がされる…
嫌な訳じゃない
ずっと前から龍とって決めてた
それでもいざってなると…
どうしていいかわからなくて
『…しちゃおっか?笑っ』
こんな可愛くない照れ隠し
その日
私は龍とかさなった
ずっと好きだった人と…
