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君のため。

第167章 歯止め。

…じゃあややこしい感情抜きにして、
しましょう。


ややこしい感情、
付き合ってた頃のことは
メル友になるにあたって封印、
と私は言っていた。

今度、
本当に彼を目の前にして、
抱かれたりなんかして、
私の感情は大丈夫かな。

歯止めは彼の心持ちで。
彼はまだ彼女さんをちゃんと愛しているんだよね。
所詮、性欲の処理なんだよね。

割り切る。
でもほんの少しでもいいから。
抱いてる間だけでいいから。
一瞬だけでもいいから。

愛が欲しい。

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