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君のため。

第154章 戯れ言。

どうしようもない現実があって、


彼の声を聞いただけで辛くなるということを身をもって知り、


少しずつ自分と彼とのことを片付けていこうとしている時に、


タイミング悪く、


本当にタイミング悪く、


彼からホテルの誘い。



願わくば彼が酔っていただけの
戯れ言でありますように。


そう願っている自分と、
そうは願っていない自分。

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