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君のため。

第140章 去る者追わず。

1ヶ月ぶりの電話で 彼の声が聞けた嬉しさよりも、




いつも通りのことなんだけど




私が送る「またね」のメールの後、




なんにも返ってこない寂しさの方が勝る。




もう挨拶すらしてくれなくなったんだね。




来る者拒まず。去る者追わず。




ちょっと、やりきれなくなる。

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