16歳に恋する23歳の俺。
第13章 日常
家に着いて
あたしは夕食の準備をする
オムライスが食べたいと言われたので
野菜を切っていた
ていうか、普段肉食の大地が
オムライスが大好物なんて………
可愛すぎて料理を作りながらにやけていた
そんなあたしを見てか、
大地は後ろから抱きついてきた
「なーに笑ってんの?」
首筋に息が掛かる
「ん?何もない」
「変なやつ(笑)」
クスクス笑いながら
大地は抱き締める力を強くする
「んんー 苦しいよ」
「だって寂しいんやもん」
「テレビ観てなよ」
「つまんない、優美花がいい」
ペロッ…と
首筋を舌で舐め上げられる
ゾクッ……
背筋に電流が走った
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