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大人の恋は、慎重に。

第14章 Ⅹ-Ⅳ


ゆきくんが買ってきてくれた、

唐揚げ弁当と

とりそぼろ弁当。

「どっち?」

『そぼろ』

「ん。」


私が一番好きなお弁当。


「やっぱり。


まだ好きなんだ。」

『え?』

「゛夏帆ちゃん ゛が…
それ、
好きだって。
むかし、硫が言ってた…。」


いつの話だ…
そんなこと言ったっけ?


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