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大人の恋は、慎重に。

第14章 Ⅹ-Ⅳ


「つーことで。
迷子はもう家に帰るって。」

『そっか。いまから引き返しても、もう夕方だしねー。』

「…………」


『あ。来るとちゅうコンビニあったっけ!

お昼食べそびれちゃったし、買い出しいってくるよ。』

「あー、んなら俺いくわ。

外暑いし。」

『いーよいーよ!
私部屋んなかずっといたし、ゆきくんのが暑いでしょ?』

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