
可愛いアイツ(^з^)-☆
第2章 Ⅱ 戸惑い
順の部屋はいつ来ても
落ち着くよな
俺の好きそうな雑誌が目に付く
手に取って眺めていると、
大量のお菓子の包みと飲み物を
運んで来た…
「涼二!これ一緒に食おうよ
疲れた時なんかは、
甘いモノ摂ったら元気に慣れる
らしいからな♪」
はっ、ヤラレタ…
そうだ、この時期はヤバかっ
たんだ!
色々あって忘れてた……
「順…俺をはめたな!」
バレンタインチョコか!!…
まだそんなにあるのか ~
今何月だと思っているんだ…
てか、悪くなってんじゃないのか??
『毎年毎年、増えてるんじゃ
ないのか?断れよ少しぐらい』
全部貰って来るなよと言うと
悲しそうな顔して…
「良いだろう…気持ち伝えてくる
のに、チョコ拒否とか出来ない…
彼女らが、羨ましいよ
素直な気持ち言えてさ…
俺チョコ好きだし!良いんだよ」
