可愛いアイツ(^з^)-☆
第2章 Ⅱ 戸惑い
俺の家は、少し離れてるから
チャリ通なんだ
楓をいつも後ろに乗せて帰ってる
「菊ちゃん~
菊ちゃんっていつも告白されてる
けど…した事ってあるの…??」
『あーなんだ !そんなんある訳
無いじゃん』
あれ~??…!なんか変?…
様子おかしい……イヤな予感
『んーどうした?
楓、昼から元気ないし変だ…ぞ』
「えーっとね///
うん、実はさぁ 俺思い切って
告白したんだ!りかちゃんに…」
キキッ―――
「行きなり
止まるなよ!ビックリするだろ!!」
はっ、こっちのがびっくりなんだよ
嘘だろ…オイ
『何勝手な事してんだよ、楓…
何言ってんだ、相談無しで息なり
なんてお前らしくない
それに、りかちゃんが付き合う訳
無いだろ』
「なんで、そんな事が解るんだよ
言葉にしないと伝わらないし
一杯考えて言ったんだ!
まだ断られて無いんだから
わかんないだろ
菊池のバカ!もう一生喋らない」
凄い真っ赤で怒って走って帰った…
走って行く後ろ姿を見てるけど、
止めなきゃいけないけど…
俺は、頭が真っ白になって
ただその場所で動けなくて…何も
考えられない
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