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苦い蜜

第5章 わすれられない


あたしは保健室に向かった。



「失礼します」

「あら。どうしました?」

「ちょっと、体調が悪くて………」

「そうなの。ベッドで横になる?私今から少し保健室出なきゃいけないんだけど、大丈夫かしら」

「あ、はい。ありがとうございます」

「じゃあ、お大事にね」


先生はそう言って足早に保健室を出ていった。

あたしはベッドに横になった。

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