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「さっきはすみません
遊騎さん



前と全然違ったんで…

ねーちゃんがその…襲われてるのかと…」




椅子に座りながら逸樹が謝る



「いや…オレも悪かったし

前は女装してたからさ、はじめまして、吉野遊騎です

宜しく」




「はい！宜しくお願いします」




遊騎は誤解が解けたようで
肩の力を抜いた


「そういえばねーちゃん
何観てたの？」




『っん？DVD、成川第一の』



「成川第一？」


首を傾げる逸樹



『次の対戦相手』




「そうなんだ
じゃあ僕は勉強してくるよ」



『頑張って』




逸樹はリビングを後にした