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「誰あの子？」


高杉先輩が私に聞いてきた



『私のか…』




彼氏っていいかけた



「…か？」



『いいえ、友達です友達』




「可愛いね」



何とか誤魔化せたみたい…



ピーーーーーー


第２クォーターが始まった




私は第１クォーター同様、点を取った



そして試合が終わった




結果は78対96


もちろん勝った




試合の間は10分の休憩が入る



私が水を飲んだりしていると、監督が



「真田、さっきの試合は良くやった
相手は3年、県内屈指のフォアードだったのにな」



『ありがとうございます』



「この後の試合はもう出さないがいいか？」



『嫌と言っても監督は許しませんから

分かりました』