
この関係はナイショですっ!
第13章 そこには居なくて…
── きーみに夢中さ♪ドキドキドキーン!
──だーい好きだよ♪スキスキスキ~ン!
『んんんっ~~…
もう、朝…かぁ…』
いつも通り…
ユッキーの『君に夢中さ~Love×3♥~』で目覚める。
ん~~……
寝不足……。。
あんまり、寝れなかったぁ~~……はぁ…
あ、とりあえず…
ハルさんに挨拶しなきゃ。。
私は、寝返りをうち・・・
『ハルさん……
おはようございます・・・。』
………ん?
ハルさんからの返事がナイ。。
も~~…
まだ、寝てるんですかあ~~…??
まだ、重い瞼をこすりながら……
『ハルさ~~ん…
朝ですよ~~……!』
・・・・あれ??
ベッドには、
いつも通り…わたし1人しかいなくて……。
ハルさん……
いなくなっちゃったの??
……ハルさんが出て行ってくれて、
ほっ…と、一安心するべきなのに・・・
どこか、
この部屋に1人で居ることに…
寂しさを感じる私がいた・・・。
……な、なんでだろうな…?あはは…
意味わかんないよ……
*
