僕の初恋
第13章 2013年 それでも俺は…
「わあ…綺麗…」
そこにはチューリップ、カーネーション、バラ、ヒマワリなどが植えてあった
「綺麗ですよね…」
「え?」
その人はすごく若そうで美人な人だった
「あ、申し遅れました。私、五階交流ルーム担当の高澤裕美と申します。…確か、あなたは社長の…」
「社長さんの孫の友達です!」
「あら、そうでしたか。申し訳ありません。」
「優愛と言います。」
「優愛様ですね、宜しくお願いいたします。」
「…この花は、主に何に使ってるんですか?」
「このお花は、結婚式が行われた時にプレゼントするお花や、買ってくださるお客様もおります。」
「何円するんですか?」
「一束五万円となっております」
「ご、五万円…」
高い……
「じゃあ、裕美さんのオススメは?」
「私のオススメはカーネーションですね。」
「カーネーションかあ…綺麗ですよね。」
「他にも様々な種類があるのでゆっくりとご覧くださいませ。それでは」
そう言うと、裕美さんは行ってしまった
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