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僕の初恋

第2章 2013年 新しい時間

「お?優介じゃんー!いやー、妹さん可愛いねー。」

「あ、どうも〜」


当然、見るななんて言えない。

…言いたい。…

「お兄ちゃん?」

「あ、ああ…。永野、行くぞ。」

「え?御飯は⁉」

「…コンビニで買う。」

「えっ、ちょっ…!」

僕はバンッと音がなるくらいドアを閉めた。

「優介ー…せっかく朝御飯まで作ってもらってるのに良いのかよ。」

「良いだろ、別に。」

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