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彼・彼女の言い分

第3章 複雑な理由

『え?だって!!!
そっちの方に惚れても…先輩!望みないじゃないですか!!!』


「俺も…そう…思います…むしろ…水上は…坂口さん側な気がするしな…最近」


女の子の扱いうまいしな…
『先輩は…女性が好きなのかと…』


水上は坂口さんの頭に手を置き、ヨシヨシ…と優しく撫でた…


「水上…そ〜ゆ〜事するから…」


ニコッっとしながら…水上は俺を見て…


『私は…男性が好きと言う…春を好きになって…男性になったら…振り向いてくれるかも…と…男性のように振る舞っているの』

あ〜…でしたね…

基本は女性ですから…


『先輩は…男性のようになって…女子と…付き合いたい…って…思わなかったんですか?』


『ええ…むしろ…男性の気持ちになり女子の体で春を抱きたい!と…思うように…なりました』


「『は?』」


やべっ、
坂口さんとハモっちゃったよ…


「え?今…何と?水上?
ちょっ!!!ぶっちゃけ…俺は受け専門のゲイだからね!女の子は抱けないよ!」

あっ…ぶっちゃけ過ぎた…
あ〜坂口さん…引いてるよ…


『千花先輩…無理じゃないですか?』


『いいえ!私が春を後ろから攻めます!』



はーーーーーーーーー!!!


え?え?
どーゆー事?何?

えーーーーーーーーー??!



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