テキストサイズ

彼と心と体と。

第35章 キスとF



結局、あたしの近くに残るのは拓海だけ。

いつもこうだった。


腐れ縁なら、もう少しマシな奴とが良かった。




嫌いな訳じゃない。

むしろ好き。


憎めないけど、好きだから嫌なんだ。

嫌いになれないから嫌なんだ。




拓海のことは無条件で受け入れてしまう。

抵抗がない。


だから恐いんだ。




ストーリーメニュー

TOPTOPへ