兄と首輪
第4章 兄と首輪
隣の部屋から…兄さんの…気配がする……
‥‥起き‥た‥んだ‥‥
……おかしい…いきなり…
眠気が…襲ってきた…
瞼が…重い…
………………眠い………
「おーい…アヤ?時間だぞ」
ガチャ
兄が私の部屋を開けて声をかけた…
『……うん』
ヤバイ…寝てた…………
「おぃ…アヤ?大丈夫…か?」
兄の声が…心地好い…
学校…行きたくないな…
眠い……
「アヤ?遅れるぞ…」
『あ…今…起きる……』
眠気のせいか…頭が…ぼーっとする…
『…キ…ス…‥し‥て‥』
ハッ!!!!!!!!!!!!
な……………違う…
「ん?何か、言ったか?」
よかった…聞こえなかったんだ………
目が………覚めたよ……
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