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Hな片想い♡

第10章 カップル生活

もちろん登録する気はないよ
ちゃんと処分するよ

けど、建先輩、
私の気持ちわかってやってるの?

私の幸せ壊したいの?

けど建先輩には壊されるほど
恨まれる覚えはない

それに先輩は優しい人だもん…


「由奈、どうしたの?」

「ううん、なんでもないよ……」


昨日より口数が少ない私を
心配そうに祐介は見つめた


「つまらない?昨日より話さないから…」

「全然、そんなことないよ!
祐介は何も悪くないって!」

「じゃあどうしたの?」

「えっと…、ちょっと寒いだけ」

「そっか、
じゃあここならあったかいんじゃない?」

そうして手を引かれた場所は
誰も利用しない公園の遊具だった

ドーム型の遊具の中だった


「ここならあったかいよ
熱を保温してくれるよ」


とても小さな遊具の中
私達には小さすぎる


「なぁ…由奈…
俺、由奈が好きだよ?」

「うん…、私も…。」


多分。とは言えない
建先輩のことが気になってしょうがない


「だから隠し事なしにしよう?
由奈の全て受け入れるから」

「どんな私でも受け入れてくれる?」

「うん、どんな由奈でも愛してるから」


そして私は事情を祐介に話す
ほとんど全てを

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