
スケットダンス ─桜の葉が咲く頃に─
第2章 転入します
ボッスン「あいー。行くぞ」
「うん。ねぇ、変じゃない?」
ボッスン「大丈夫だよ」
あいは学校への行き方が分かっていないため、ボッスンと行くことになった。
雄哉「じゃあ、俺は寮に戻るから。藤崎くん」
ボッスン「はぁ?」
雄哉「連絡先、教えてくれないか?」
ボッスン「おぉ。わかった……」
雄哉「ありがとう。じゃあ、よろしくね。またな、あい」
「うん。バイバイ」
*昇降口*
「ありがとうね。ボッスン」
ボッスン「あぁ。じゃあな」
あいはボッスンと別れて職員室へ。
学年主任「紫織さん、担任は佐藤先生です」
担「よろしくね。じゃあ、行こうか?」
「はい」
担「はい。入って」
「はい。紫織あいです。よろしくお願いします」
担「じゃあ、紫織の席はあそこね」
「あ、はい」
「よろしく……ね」
隣にいる男の子に挨拶する。
希里「……」
担「HRは以上です」
?「ねぇ、アメリカってどうなの?」
あいの席の前にいた女の子が声をかけてきた。
有紗「あ、私、椿有紗よろしくね」
「あ、うん。よろしく……。普通……だけど。私は中学の3年間だけしかアメリカにはいなかったし」
有紗「そうなんだ」
「それより隣は……?」
有紗「あぁ。右隣は加藤希里くん、左隣は武光震平くん。二人は仲が悪いんだけど……」
希里「……。」
震平「……あぁ……」
「そう……なんだ」
~♪(チャイム)
有紗「日本史だ」
「……日本史……」
あいの机の中に教科書は一冊も入っていない。
本当ならば今日、もらうはずだった教科書はなぜかもらえなかった。
理由はわからない。誰も教えてくれない。
「うん。ねぇ、変じゃない?」
ボッスン「大丈夫だよ」
あいは学校への行き方が分かっていないため、ボッスンと行くことになった。
雄哉「じゃあ、俺は寮に戻るから。藤崎くん」
ボッスン「はぁ?」
雄哉「連絡先、教えてくれないか?」
ボッスン「おぉ。わかった……」
雄哉「ありがとう。じゃあ、よろしくね。またな、あい」
「うん。バイバイ」
*昇降口*
「ありがとうね。ボッスン」
ボッスン「あぁ。じゃあな」
あいはボッスンと別れて職員室へ。
学年主任「紫織さん、担任は佐藤先生です」
担「よろしくね。じゃあ、行こうか?」
「はい」
担「はい。入って」
「はい。紫織あいです。よろしくお願いします」
担「じゃあ、紫織の席はあそこね」
「あ、はい」
「よろしく……ね」
隣にいる男の子に挨拶する。
希里「……」
担「HRは以上です」
?「ねぇ、アメリカってどうなの?」
あいの席の前にいた女の子が声をかけてきた。
有紗「あ、私、椿有紗よろしくね」
「あ、うん。よろしく……。普通……だけど。私は中学の3年間だけしかアメリカにはいなかったし」
有紗「そうなんだ」
「それより隣は……?」
有紗「あぁ。右隣は加藤希里くん、左隣は武光震平くん。二人は仲が悪いんだけど……」
希里「……。」
震平「……あぁ……」
「そう……なんだ」
~♪(チャイム)
有紗「日本史だ」
「……日本史……」
あいの机の中に教科書は一冊も入っていない。
本当ならば今日、もらうはずだった教科書はなぜかもらえなかった。
理由はわからない。誰も教えてくれない。
