イケメン×あたし。
第2章 かっこよすぎるよ
ガラッ
あたしがドアを開ける。
...そこには...見覚えがあって、でもあの時見ていたのとは違う大人になった陸の姿。
キューン
かっこいい。かっこよすぎるよ。
だめ、会った事はある陸に一目惚れしてしまう...。
アッ
目が合った...?
「...」
「...」
気のせいか...。
やっぱり覚えてないよね。
幼稚園以来会ってないんだもんね...。
「真帆ちー。進んで下さっ...」
友........。
友はあたしの動揺ぶりに気づいて教室から引き出してくれた。
「...真帆ちぃ。惚れちゃったのかぁ...。」
「友ちぃーー.....。」
「まって、真帆ち、赤澤が話してる。」
あたしの幼稚園の時の親友は、かっこよくなっていました。
一瞬しか見てなかったけど意地悪そうに笑ってたあの笑顔は見覚えがあります。
悪戯が大好きで、いつも怒られてた陸。
あの笑顔を見た瞬間で、曖昧な幼稚園の時の記憶が戻ってきました。
好き、になっちゃったのかな。
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