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甘いキスを永遠に

第72章 反抗期

仕事が終わり帰宅する。


当然海はもうついては来なくなっていた。


「麻実、気にすんな。そのうち治るさ。
麻疹みたいなもんだ」


「でも来年は受験だし、内申も心配なのよ」


「海の将来は海が決めるんだから、麻実もなんか気が紛れる事やれば?」


「そんな呑気な事言って…」


私は嘆息を洩らし、お茶を飲む。


元哉はソファーで寛ぎながら、テレビ見ながらビールを飲んでいた。

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