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甘いキスを永遠に

第45章 帰宅

翌朝は昼まで二人して眠っていた。


目が覚めると元哉の寝顔がある。


私は堪らなく愛おしく嬉しくなった。


最愛の人を目覚めた瞬間から見れるのはなんて素敵な事だろう。


ちょっと伸びてきた元哉の髪をそっと撫でると元哉はゆっくり目を開けた。


「麻実ちゃん…」


私をぎゅっと抱き締めて『おはよう』ではなく、「愛してる」と囁いた。


私の心は躍りだしたくなる程幸せに満ちて溢れだしそうになる。


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