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甘いキスを永遠に

第35章 誕生日・1

元哉は私の手を引いて駅に連れて行き電車に乗って東京駅から新幹線に飛び乗った。


「どこ行くの?」


「着いてからのお楽しみ」


ニコッと笑って座っていたシートを少し倒した。


着いた先は雪国だった。


真っ白な銀世界に私の息も白く見えた。


「凄い!」


「冬はやっぱり雪見ないと」


元哉の行動力には驚かされる。


雪は降っていなかったが、私達は雪景色の公園を散歩した。


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