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「おい！俺がスポーツ万能キャラだろーが！何で瑠璃ばっか！

ズリーィ！！」


いやいや、お前。知りませんって。
ポジションはあんたが前なんだから。


「きゃぁぁぁ！優雅くん可愛いっ」


ファン様、それはもう大喜び。
…喜ぶ要素あるか？おい。


瑠璃、極上スマイルで受け流すの止めようよ。
怖いから、ある意味。


「きゃぁー優雅クン、かわいぃーっ」

それに交わって、拓己も優雅を小馬鹿にする。

「拓己てめぇー！殺すぞ？」

「ほー？殺人予告ぅ？こわぁい」

ファンの女の子みたいな喋り方で、優雅を逆撫でする。


「もーいいじゃん。ガキだな…」

「チビスケのお前には言われたかねぇし！」

凛くんの一言に優雅がまた突っかかる。
それに凛くんも怒る。試合放置してなにやってるの？

馬鹿だ。・・・馬鹿過ぎる。

「はいはい、試合しましょーね？」

ここをまとめるのも、瑠璃だ。
…この部活には瑠璃が一番必要なようだ。