
アイツが私のご主人様!?
第26章 思い違い。
「ごめんな、りお…
もう、大丈夫っ!!
りおのおかげで、回復したーー!アハハ」
『よかったー、一宏…!』
カズヒロ回復!!
ワタシ悪化!!
あ~…
座ってたら楽だけど…
立ったら足…痛いかもな…あぁ…
せっかく、一宏とのデートなんだからっ!
デートは始まったばっかりなんだから!!
ガマンよ矢沢!!!よしっ
「じゃ、りお!
次、行こっか!!ニコッ」
『あ…うん!ニコッ
なに乗る~~?』
私は。出来るだけ足に負担がかからないように歩く。
・・・痛いぜ、こんにゃろ!
「ん~~、
あ!ボートとか、どうよ?りお。ニコッ」
『あ~~っ!!
それ、いいっ!そうしよ!うんうん』
ボートなら、
足、使わないし…
一宏と2人きりになれるし…
まさに…ナイス!アトラクション!!
とりあえず、ボートよ!ボート!
「………………。」
『………………。』
……きっ、気まずい。
なんか、ボートで2人乗りとか…
なんとなく、恥ずかしいなぁ…///
ワタシと、カズヒロ…
2人してダンマリ。
【……あんっ////
だ、だめよ…こんな所で…////!】
───────ッ!!!!!?
【はあはあ…////
いいじゃん…誰も見てないよ////!!】
……み、見ちゃったよ////!!!!
だめだめだめっ…////!
いま、ボートの上でエッチなことシてた…
私と一宏、顔真っ赤!!!
『と、とりあえず…///
ここから、離れよっか…一宏。ね?』
「だな・・・///
分かった、俺…こぐわ!」
一宏が、あのイチャつきバカップルから離れるようにボートをこいでくれる。
・・・・まったく!
2人きりだからって…エッチなコト・・・
ボートの上でするとかアリエナイっ////!!
よい子の皆は、ヤっちゃだめだよ///?
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