アイツが私のご主人様!?
第12章 素直になれない悪魔。
「・・・・・早く。
…早く開けろよ。フン」
『はあ!?
言われなくても開けるわ!!!』
わたし、ちょっとワクワクしながら開けてみる。
えっ!?
・・・・・リップグロス…?
『……え、ありがと・・・』
(……くやしいけど、
・・・う、嬉しいのですが…!!)
「なあ、勘違いするなよ。ニコッ
お前にフェラされてた時に気づいたんだけどさ……
お前の唇が余りにもガッサガサの
荒れてる唇だから、…“特別に”買ってきてやったんだ!フン」
『はい///?
う、うっさいわ・・・////
だまりなさいよっ…!』
(・・・・やっぱり、
からかうためにか………。はあ)
(…嬉しかったのに・・・。)
*
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