
私のガーディアン
第20章 海、そして葛城先輩からの知らせ
――――――――――
――――――
―――
ガチャ
食堂に入ると
「来た来た
早くしな。せっかくの料理が冷めちまう
冷たいのがあれば、温めるからさ」
『ありがとう』
私はいつも通りに座った
その正面に座る葛城先輩
『頂きます』
「頂きます」
――――――
ガチャ
「あっ、いたいた咲良!」
食堂に入ってきたのは由紀
『どうしたの?』
「メアドの件なんだけど…」
由紀はチラッと葛城先輩を見た
「気にしなくていい。
別に興味はないからな」
黙々と料理を食べる葛城先輩
そう言われて
由紀は私の隣に座った
