
喘ぎ声レッスン*SS追加中*
第39章 番外編②
「・・・とりあえず、
お前の部屋探したるから」
「え、鍵渡してたっけ?」
「・・・もうええわ、
とりあえず優と遊ぶんやろ?」
「うん、でも・・・」
「・・・俺が勘違いする前に、はよ優の所行き?
じゃないとホンマ知らんで?」
仁の優しさに泣きそうになった。
ああ、こんな良い男が何であたしの事が好きだったのかが謎だ。
仁には速く良い彼女が
出来て欲しいなぁ。
…仁には絶対言わないけど。
「・・・ハイ」
「よろしい」
仁が溜息を付く。
…なんかお母さんみたいだな。
仁って家事も洗濯も出来るし、
昔ヤンキーだったとはとても思えない。
