
喘ぎ声レッスン*SS追加中*
第17章 知らないところで
「キミも正直になりなよ?
可愛くても可愛いって言えないのは男としてどうかと思うよ?」
「なっ―――」
俺は全部見透かされてそうで、ちょっとイラッとした。
「それとも、俺にあんな笑顔向けるからヤキモチかなー?」
「黙れや、おっさん。
どーせ趣味とかも合わへんのやろ?直ぐに別れるんとちゃう?」
「はは、心外だなー。
俺はまだ24だよ。
それに思った事口に出来ないガキには言われたくないかな」
ホンマに敵わへん。
見るものを惹きつける。
顔だけじゃなくて、
オーラまでもが。
