
喘ぎ声レッスン*SS追加中*
第16章 まさかの宣戦布告
「はーぃ。
紅茶とかケーキとか色々持ってきたよ?」
何というか、凄く険悪なムードに意心地が悪い。
「あ、もう俺帰るわー」
「え、もう!?」
ケーキとか食べながらわいわいしたかったのになぁ。
この状況じゃ、間違いなく「わいわい」って部分は無理だろうけど。
「仁くん途中まで送ってくれる?」
「は、嫌…」
「え、あたし行くよ?」
あたしがそういうと、仁は複雑そうな顔をした。
「いや、仁くんと仲良くなったからさ。
もう少し親睦を深めたいんだよ。
男同士も悪くないよ、な?」
