
喘ぎ声レッスン*SS追加中*
第14章 全てがキラキラで
「梓ちゃん、でいい?」
可愛い女の子が声をかけてくれる。
「うん!」
「あたしは中西みなみ。みなみで良いよ。」
可愛いというより、美人さんだ。茶色いセミロングがよく似合う。
「この馬鹿達がごめんね?」
「ばっ…、う、うん」
この5人にそんな事を言えるのは、きっとみなみちゃんだけだろう。あたしは迫力負けしそうだ。
後ろでみんなが文句言っているけど、きっとみなみちゃんはこの男子達に愛されているんだね。
男子達の見る目が、とっても優しい。
「梓ちゃん、いーなー。伊集院先生優しそうだね」
5人の男子達の目が曇る。
・・・気付いてないのかな、みなみちゃん。
優は微笑んでいる。
多分今、保護者にでもなった気分なのだろう。
「みなみちゃんはさ。5人の中で誰が好きなの?」
少し爆弾を投下してみた。
5人の男子はそわそわしていた。
・・・分かりやすい。
