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翔ちゃんとニノちゃんのヒミツ

第15章 ニノちゃんをいじろう!♪

ニ「と、とりあえず、ここは部屋の掃 除でもしとくかっっ」

俺は隣にあった大きなダイビングテーブ ルに携帯を置いた。

今は24分。
あと、36分の間で準備ができるだろうか。
不安と疲れがどっと襲う。
でもホーム画面の翔くんを見たらなんだかやる気が出てきた。


(^-^)(^-^)(^-^)(^-^)(^-^)

グガガガガガガ

ニ「えぇぇぇぇ!?この掃除機全然吸わないんですけど!」

「初めて」と
言って良いほど俺は掃除機をかけたことがない。

だからこの掃除機がなぜここまで吸引しないのかわからない。

普通こうなのか?

床に落ちてるパンくずは吸えない主義とか?

…なら意味ないやん。


バフッッ

ニ「フーーーッ」

もういいや。と言わんばかりに俺はソファーに寝そべった。

また、ほんのりと翔くんの香りが…///

ニ「…ムッ」

こんなことですらドキドキしてしまう自分が嫌だ。

いつも俺ばかりこんな気持ちになっている気がする。

ニ「俺も翔くんをドキドキさせたいなぁ…」

翔くんは俺にときめいたことがない。(多分)

色気もいやらしさもない俺じゃ、絶対に無理なことなのかも…。

だけど…

ニ「ドキドキして発情したらヤらせてくれる…かも!」

俺は翔くんを抱きだい。
抱かれる側はもう十分だ。

…よし、
やれるだけやってみるか…。

俺は飲み会のことを忘れて、ただただ必死に色気を出した。

シュッシュッ←香水振りまく

ジュァァァ←髪の毛セット

ササッ←肩の見える服にちぇんじ


ニ「ふぉいふぉい…」

これならイケるかもしれない…。

我ながら良い出来だ。
一言で言うと…
イケメン。←

香水の匂いが少し鼻に突くがな…。

ニ「は、は、はっくしょんっっ///」

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