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美人妻は性欲旺盛っ!

第20章 回想







 いつもの放課後

 私は先輩や藍さんらと図書室で楽しくトランプをやっていた





 負けたのは私だった

 罰ゲームありだったので内心ビクビクしていた





 先輩と一番付き合いの長い藍さんがなんというか正妻というか、序列が高くてリーダー格である

 みんな仲がいいけど
 藍さんカリスマ性あるし
 中心人物だ





 そんな藍さんが罰ゲームは秘密暴露と楽しそうに言う





「今日

保健室で彼氏と

セックスしてたでしょ?」





 私はポカンとなった

 それからやっと意味がわかって耳まで真っ赤に熱くなる





「あんまり激しくしたら

みんなのベッド壊れちゃうって

彼氏に言ってあげてよ

オマンコは壊してもいいけど

ベッドは駄目って」





 私は赤くて、赤くて
 恥ずかしくって
 俯いて何も言えなかった



 聞かれた、知られた
 先輩にも知られた








 ガタガタッ








 突然席を立ったのは先輩で、僅かに下がった顔は、見た事もないくらい苦くしかめられてて赤い





「藍、悪い

俺、先帰るわ」





 先輩は荷物をまとめて袖で口を覆うようにして出てった





 横をすれ違う先輩





 静まる空気の中、私は自分の見たものが信じられなかった





 真っ赤…?

 今のって、傷ついた顔?

 先輩が??





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