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兄妹の甘い夜

第3章 ○第三章




裕太side


「お兄ちゃんのさ…」


そこでためらう唯。


「なんだよー?」


テレビの好きな芸人をみながら言う。


「好きな子ってどんな子なの…?」


「…え。」


思ってもなかった。



俺の好きな子って


妹だからって感情でも


唯のことが一番なのに。

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