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「だまれっ！」

副島は思いっきり陸奥の頬をひっぱたいた。

「いやぁあっっ!!」

「黙れッつってんだろうが!!」

バチンバチンバチンッッ!!

馬乗りの体勢から副島は何発も陸奥の頬を叩く。

そして胸元からナイフを取り出す。

「騒いだらその綺麗な顔を斬りますよ？　二度と昼間に歩けないくらいに醜くしますよ？」

殴られた時に眼鏡は弾け飛び、頬はじんじんと腫れていた陸奥は恐怖でガタガタと震える。

抵抗はしてこなかったが副島はナイフをピタピタと頬に当て、念を押す。