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……どうしてこうなった?

第16章 ダブルデート!?

待ち時間無しでボートまで着くと贅沢に二人でひと列を使い、ボートに乗り込む。

「さあ出発っ!」

船頭が陽気にかけ声を上げて船は夜の海へと進んでいく。

これからサメが現れて襲われてくるとも知らず。


予定通り、突如現れるサメ。


パニックに陥る船頭。


何度も繰り返されるやり取りだがサメが起こす波が船に浸水しそうになったり、目の前で大きな炎が上がるために興奮する。

「きゃあっ!」

トプンっと水がボートに入り、服を濡らされ友美は悲鳴を上げる。

「大丈夫!?」

誠一は慌ててハンカチを取り出し、濡れた服を拭いてやる。

それを後ろの席から見ていた優花と駿二はニヤニヤした笑いを浮かべてしまう。

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