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女剣士のお悩み事情

第2章 追想

体内・・・!?


おかしくなったのは、イアラの部屋にもう一度行ったときだ。


イアラは風呂に、俺は彼女の服を取りに。


部屋のベットで全裸のリファンがのびていて、あらぬことを想像したが、イアラを信じてどうもしなかった。

イアラの服を持ち、リファンの服を着させたとき。


彼のポケットの中に、小さな小瓶が入っているのを見つけた。

中には少量の粉。


そういえば魔物の巣窟で、リファンが何か拾っていた。


盗人のせいか、ときどき何か魔物から奪っていたが、こんなものを拾うなんて・・・・・。


少々、呆れていた。

粉は光を浴びて、キラキラ光っていた。

それが余りにも美しく、ランプにあてて、じろじろ見ていると、パラパラと粉が漏れてきた。


顔面に粉があたり、床にはたき落としたものの、口にはジャリジャリとした感覚が残っていた。




おそらく、あの粉だ。


俺が理性をなくしているのも、リファンがイアラを襲ったのも。

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