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第3章 高まりと迷い



…だけど、歌い方は少し乱暴だな。
声が走りすぎて、テンポが少しズレている。


俺はそれをカバーするように徐々に調整していくと、龍と目が合った。


龍自身もかなり驚いている様子。
だけど、徐々にリズムに乗って歌う卓也を目の当たりにし、楽しくて仕方ないといった感じだ。



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