
王子さまを失ったお姫様
第1章 有名人!?
「ッ//」
顎をあげられ
目が合う
「嫉妬してたんでしょ?」
甘い声…
これだけでも私の心をくすぐる
この真っ直ぐな目をみると
嘘がつけなくなる
「してたよ…っ、裕史が笑顔を振り撒くから…ッ、私だけの裕史じゃなきゃやだ//」
見つめ合う二人
私はキスしたい気持ちになった
でもそれを楽しむように
裕史はみてる
「キスしてほしい?」
コクッと頷く
「したいなら芽依からしてよ」
「いじわるッ//」
裕史の首に手を回す
そっと背伸びをして口づける
口を離す
裕史はこんなんじゃ足りなかった
