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僕のこたえ

第5章 僕の初デート

夏休みに入って直ぐにデートの日が来た。


当日、お互い電車が逆方向だったので、待ち合わせは学校のある駅だった。


僕が改札口を出ると、時田さんは既に居て小さく手を振った。


「お待たせ」


「ううん、全然待ってない」


彼女は柔らかく笑みを洩らした。


僕は時田さんが少し可愛く見えた。


私服のせいだろうか…


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