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全部、愛してた。

第7章 思い出したくない過去

それは、わたし達が高校に入学した時。





輝は、サッカー部だった。



小学生の時から習っていて、すごくサッカーがうまかった。





高校でサッカー部に入ったときは期待の新人エースで、次期キャプテン候補ともいわれて、輝も一生懸命練習に打ち込んでいた。





輝なら、プロの選手になるのも夢じゃないと言われていて…

























そんな輝の夢を、神様はあっけなく奪ってしまった。



















一瞬で―――――。

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