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全部、愛してた。

第3章 空と輝の関係

長くて乱暴なキスと、無理矢理という恐怖に、わたしは輝の胸を強く叩いた。


輝がゆっくりと口を離す。



「…っ、はぁっ…輝…??」


潤んだ瞳で輝を見つめる。



「空…、僕のこと…嫌い?」




「嫌いじゃ…ないよ…」



「……空、じゃあ…」



「だけどっ、こんなことする輝は嫌い…。嫌いになっちゃう…よ。」


悲しい目をしてた。


ごめんね、輝。


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