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孝志「…」

由美子「今日は美緒、休みですよ」

孝志「…知ってる」

由美子「お見舞い…行かないんですか？
大丈夫って言ってたけど…きっと待って
ますよ…先生の事…」

孝志「でも俺…避けられてるから…」

由美子「…先生」

孝志「？」

由美子「先生…実は…」


今ではない
自分に言う権利はない
そう思いながらも由美子はこの前の事
孝志と明子のキス
その現場を美緒が見てしまっていた事を
由美子は伝えてしまった


孝志「でも…あれは…」

由美子「わかってます、同意の上じゃな
いって事くらい…でも美緒は…」

孝志「…」

由美子「美緒は…どう思ったか…」