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ドキドキしましょ!?

第1章 嫌い嫌い……好き?

私の背後から簡単に本を取ってしまう


「はい…これ」


そう言って押谷は、私に本を渡してくれた…


『あ…ありがと』


……今まできずかなかった…


押谷って背高いんだ…


肩幅も広くて


手を大きい…


―――ドキドキ…


やだ…私またドキドキしてる


このまま押谷と居ると…どうにかなっちゃいそう…


私は、そう思い図書室を出ようと考えた


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